自分好みに「つくるほうじ茶」。

コーヒー豆を選ぶように、焙煎や淹れ方にこだわるように。
高級ほうじ茶の味わいを自分の手で作り上げる感動を。

「美味しいほうじ茶に炒り上がる茶葉」を求めた結果、
たどり着いたのは「碾茶の茎」。

「碾茶」とは抹茶の原料となるお茶の事。
旨みの強い抹茶を作るため、茶園には日光を遮るためのよしず棚を設置して
一定期間茶園を覆う作業を行う。
普通の茶葉より収穫までに手間がかかる上に、
良質な抹茶にする為に収穫は年に1回だけ。
その上、臼で挽かれて抹茶になるのは碾茶の葉の部分だけで、
茎は製造過程で選別されてしまう。
抹茶は手間の多さと収穫量の少なさから高価になる。

選別された碾茶の茎は旨みを多く含んでいながら、
一般には出回ることの少ない珍しいお茶。
碾茶の茎のように、覆いをかけて栽培したお茶の茎は「雁が音」と呼ばれ、
高級茎茶の代名詞となっている。

このような貴重な茎茶「雁が音」を原料とするほうじ茶は
「雁が音ほうじ」と呼ばれ、高級ほうじ茶として
高い香りと上品な味わいが愛され続けている。

茶葉を選び、五感で感じながら焙煎をする。
自分の手で、自分の納得のいくほうじ茶を作り上げる喜びをお届けしたい。
静岡のお茶屋が厳選した茶葉を、
そんな願いと一緒にオリジナル缶に詰めました。


■ 茎ほうじ茶の作り方(煮出し)

<準備するもの>
・ほうじ茶の素(茎茶)
 6g(片手に少なめの一杯)
・鍋
・アルミホイル
・水 300cc

1.鍋にアルミホイルを敷き、茶葉を入れる。

ロースティーの使い方画像① 

 

2.1〜2分弱火にかける。
  茶葉に熱が入り始めると茶葉が動き出すので、焦がさないように火加減をし遠火で茶葉を動かしながら2〜3分炒る。

ロースティーの使い方画像② 

 

 

3.香りが立ち、お茶が膨らんできたら30秒ほど炒り上げ火から外す。

ロースティーの使い方画像③ 

 

4.粗熱が取れてきたらアルミホイルを外し、適量の水を入れる。

ロースティーの使い方画像④ 

 

5.お湯が沸騰するまで火にかけ、沸騰後30秒程煮出す。

ロースティーの使い方画像⑤ 


6.茶漉しで漉しながらカップに移す。

ロースティーの使い方画像⑥

 

 

※使用する調理器具により焙煎具合が変わります。茶葉の変化を良く見ながら炒ってください。
※火から外してからも焙煎が進むので、狙いの焙煎加減よりやや弱めで外すのがコツ。